JCB GOLD EXTAGE（エクステージ）

入会後3ヶ月は3倍、4ヶ月～1年は1.5倍ポイントが貯まる

まずは、JCBのEXTAGEシリーズの特典であるボーナスポイントをみていきましょう。

JCB GOLD EXTAGE、および下位カードであるJCB CARD EXATGEでは、入会後3ヶ月はポイント3倍、4ヶ月～1年までの間は1.5倍ポイントが貯まります。

また入会後1年経ったあとも、条件を満たすことによってポイント1.5倍が続きます。

その条件とは、

• 前年度（毎年12月16日～翌年12月15日）の利用額合計が20万円（税込）以上であること

です。

交通費や光熱費、ネットショッピング等をカード決済すれば、簡単に達成できる金額ですね。

ただし、年間利用額の集計期間が12月16日～翌年12月15日と決まっていることには気をつけましょう。

Oki Dokiランドでポイントが3倍～貯まる

さらにJCBの運営するオンラインモール「Oki Dokiランド」を経由してネットショッピングをすることで、ポイントがいつでも3倍になります。

たとえば、Yahoo！ショッピングは通常Oki Dokiポイント2倍ですが、EXTAGEを使って決済すれば3倍ポイントが貯まるということです。

経由のしかたは、「Oki Dokiランド」サイトにアクセスし、目当てのショップを選んで「ショップへ行く」ボタンを押して飛ぶだけです。とても簡単ですね。

セブンイレブンやAmazon.co.jpでお得にポイントが貯まる

「JCB ORIGINAL SERIES」パートナー店では、ポイントが3倍以上貯まります。

対象店はAmazon.co.jp、全国のセブンイレブン、イトーヨーカドーなど多数です。

またAmazon.co.jpの場合、Oki Dokiポイントを1ポイント=3.5円分として1円から支払いに充当できます。
ただし、Point6で後述するnanacoポイント移行→nanaco（電子マネー）移行→Amazonギフト券を買う方が、手間はかかりますが、還元率はずっと優れています。

海外での利用がいつでもポイント2倍になる「海外ダブルポイント」

またJCB ORIGINAL SERIESのカードは、海外での利用がいつでもポイント2倍になるのも特徴です。

しかし、「JCBは海外で利用できるお店が少ないのでは？」という懸念もあるかもしれませんね。

JCBはVISAやMasterCardに比べると海外で使えるお店が少ないことは確かです。

しかし現在、JCBの海外加盟店は徐々に増えており、2017年3月末で2,290万店となっています（ちなみに国内は1,022万店です）。
特に日本人観光客の多い地域、ハワイや台湾、韓国でなら、ほとんどカード利用に困ることはないでしょう。

米大手のクレジットカード会社であるディスカバーとの提携もあり、アメリカでの取扱店も現在750万店になっています。

また海外でポイント2倍になるのは、ネットショッピングも同様です。

JCBおすすめの海外ネットショップも、公式サイトで案内されていますよ。

JCBトラベルで予約をすれば、ポイントががっつり貯まる

JCBプレミアムカード限定で、JCBトラベルデスクでツアー等を申し込み・カード決済すると、ポイントがお得に貯まります。

会員本人が旅行に行かなくても、予約・支払いするだけでポイントボーナスが適用されるので、
誰かに旅行をプレゼントするときにも適していますね。

JCBザ・クラス、プラチナ、ゴールドの場合、JCBトラベルの全特典が利用できますが、JCB GOLD EXTAGEではその一部を利用できます。

Oki Dokiポイントはnanacoポイント等各種ポイントに交換できる

Oki DokiポイントはJCBカードの支払い代金に充当したり、各百貨店や家電用品店の商品券、マイル等に交換したりすることもできるのですが、レートの面から最もおすすめなのは共通ポイントへの移行です。

nanacoポイント移行はキャンペーン期間を狙って！

上のポイントの中でもとりわけnanacoポイントは、Oki Dokiポイント1ポイントを6ポイントに交換できるキャンペーンを頻繁にやっています。

JCBからのお知らせやMyJCBのキャンペーン情報をチェックするのがおすすめです。

nanacoポイントを貯めると、nanacoカードを使ってnanaco（電子マネー）に1ポイント→1円分で交換できます。

nanaco（電子マネー）を使って、セブンイレブンでAmazonギフト券を購入すれば、Oki Dokiポイントから直接支払いにあてるよりお得なレートでAmazon支払いができます。

国内の主要28空港と、ハワイ・ホノルルの空港ラウンジが無料で利用できる

ゴールドカードらしく、JCB GOLD EXTAGEには空港ラウンジサービスも付帯しています。

対象空港は国内の主要28空港と、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港です。
JCB GOLD EXTAGEで利用できる空港ラウンジは、JCBゴールドカードで利用できる空港ラウンジと同じです。

「JCB GOLD EXTAGE」と比較されることの多い三井住友VISAプライムゴールドカードと比較すると、JCBではハワイ・ホノルルのラウンジが利用できることが相違点ですね（次で詳しく比較しています）。

さらに、詳しくは後述しますが、JCBゴールドカードからは、プライオリティ・パス付のJCBゴールド　ザ・プレミアへ、追加費用無料でランクアップできるチャンスがあります。

海外・国内旅行傷害保険が利用付帯

JCB GOLD EXTAGEには、利用付帯（事前に旅行代金等をカードで決済した場合のみ付帯）であるものの、充実した海外旅行傷害保険が付帯しています。

三井住友VISAプライムゴールドカード、三井住友VISAゴールドカードと比較した表を以下に挙げています。

JCBゴールドカードになると国内外の旅行傷害保険が自動付帯になり、補償額も大幅にアップします。また、航空機遅延保険が新たに付帯します。

ほかに海外サポートとして、JCBでは海外における窓口「JCBプラザ」(世界60ヶ所)「JCBプラザ・ラウンジ」（世界の主要都市9ヶ所）を設けて、海外において困ったことを相談したり、観光情報案内等を受け付けています。

「GOLD EXTAGE」更新先のJCBゴールドカードからは、実質追加費無料で「ゴールド　ザ・プレミア」へランクアップできる！

「JCB GOLD EXTAGE」は、入会してから5年後にJCBゴールドカードに自動で更新されます。
（たとえば29歳で申し込んだ場合、34歳までGOLD EXTAGEが使えます）

JCBゴールドカードはそのままでも十分よくできたカードですが、さらに上の「JCBゴールド　ザ・プレミア」へインビテーション（招待）されるチャンスがあります。

インビテーション条件は、

• 2年連続で年間利用額100万円（税込）以上を達成すること

です。

「ザ・プレミア」へ昇格するにあたって追加の年会費は初年度無料、次年度以降も年間100万円以上利用（＝インビテーション条件と同じ）を続けていけば、追加年会費5,000円（税別）が無料になります。
JCBゴールドカードと同じ年会費で、「ザ・プレミア」の特典を受けられるということです。

「JCBゴールド　ザ・プレミア」には、プライオリティ・パス付帯、高級ホテルプラン案内、対象レストランでコース代金から30%割引になる「ダイニング30」、JCB京都ラウンジが使えるなど上質な特典がついています。

とりわけ、プライオリティ・パスのプレステージ会員資格（世界130ヶ国、1,000ヶ所以上の空港ラウンジが何度でも無料で利用できる）が無料で付帯することは大きいです。

プライオリティ・パスのプレステージ会員は、プライオリティ・パスの中でも最上級の会員ランクで、本来は年会費399USドルがかかります。日本円にしておよそ44,688円（1ドル＝112円で換算）です。

海外旅行の多い人には特におすすめです。

かわいらしいディズニー・デザインが選べる

JCBは東京ディズニーランド／シーのオフィシャルスポンサーとして、ディズニー関係の優待サービス（JCBトラベルの「東京ディズニーリゾートへの旅」や、Oki Dokiポイント東京ディズニーランド／シー／リゾートチケット交換等）を数多く提供しています。

また、ディズニー・デザインのカードを発行しているのも特徴です。

「JCB GOLD EXTAGE」では、通常版の券面と、ストライプ地にミッキーのディズニー・デザインのカードが選べます。

以下にJCBゴールドカードの券面と比較しました。（左…JCB GOLD EXTAGE、右…JCBゴールドカード）

ディズニー・デザインは背景がストライプかダイヤ柄かで少し変わっていますね。

JCBゴールドカードからJCBゴールド　ザ・プレミアやプラチナ、ザ・クラスへ進化すると、ディズニー・デザインではなくなってしまいます。

JCBのディズニー・デザインはゴールドまでのお楽しみということですね。

注意点：初めてJCBカードを持つ人には、職場に在籍確認の電話がかかってくる場合多し！

JCB カードを初めて使う人が「JCB GOLD EXTAGE」を申し込んだ場合、在籍確認の電話がかかってくることが多いようです。

「JCB GOLD EXTAGE」の申し込み資格は「安定継続収入のある人」なので、実際に会社に在籍しているかどうか、電話で確認する必要があるのですね。

ただし、学生時代からJCB CARD EXTAGE等JCBのプロパーカードを使っていた人は、在籍確認の電話なしでカードを切り替えたり、新たにカードを作ったりできる場合も多々あるようです。