クレジットカード【ポイント還元率】徹底解剖!

最終更新日:2016/04/01
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ここで問題です!
クレジットカード支払いにあって、現金支払いにはない、でもあったらゼッタイお得なものはなんでしょうか?
こたえは、ポイント還元です!

クレジットカードのポイントサービスとは、クレジットカード発行会社が、クレジットカードをもっと利用してもらうために利用した金額に応じてポイントを付与してくれるサービスのことです。このポイントは、一定額貯めて商品やギフト券に交換したり、キャッシュバックして受け取ったりすることができます。

クレジットカードを利用するなら、ポイントを貯めない手はない

株式会社ジェーシービーが発行している「【クレジットカードに関する総合調査】2014年度版調査結果レポート」によると、
クレジットカード保有者の1番多く使うクレジットカードの主な利用理由は「ポイントやマイルが貯めやすいから」で53.9%と、クレジットカード利用者の半数以上を占めており、このお得なサービスを多くの人が認知したうえでクレジットカードを利用していることがわかります。

ポイントサービスのついたクレジットカードを利用するのであれば、ポイントを貯めない手はありません。なぜなら、クレジットカード払いと現金払いでまったく同じ金額を支払いながら、クレジットカードであればポイントが貯まり、後々お得に利用できるからです。

その際、同じクレジットカード利用によるポイント獲得でも、たとえば1,000円に対して1ポイントたまるのか2ポイントたまるのかで、ポイントが貯まるスピードはまったく異なってきます。

また、貯まった1ポイントがお金に換算した際に一体何円の価値があるのか、1ポイント=1円なのか5円なのかによっても、そのお得度は異なってきます。

この、「何円あたりいくらポイントが貯まり、さらに1ポイントあたりが何円になるか」をパーセンテージで表示したものポイント還元率です。

「人生を左右する!失敗しないクレジットカード選びの3大使命」にも書いていますが、ポイント還元率は、クレジットカード選びの際、比較してしかるべき重要な点。還元率が高ければ高いほど、バックされる額が大きくなります

では、ポイント還元率について詳しく見ていきましょう。

第1関門:まずは「ポイント還元率」とは何かを理解せよ

まずはクレジットカードのポイント還元率の正体を暴いていきましょう。

ポイント還元率とは、クレジットカードの利用ごとに得るポイントを円に換算して、利用した金額に対して何円ゲットできるかを計算したものです。

たとえば、100円に対して1ポイントつくカードは、100円に対して1ポイントなので、1%のポイントがつくクレジットカード、ということになります。この「1%」は、ポイント付与率と呼ばれます。

少しややこしくなってしまうのですが、
このクレジットカードのスペックが、「500ポイント貯まったら、1000円分の商品券と引き換えられる」というものだった場合、
500ポイントをゲットするために、利用者は【100円×500回=50,000円】が必要になり、
この50,000円でもってして、1,000円の商品券を得ているわけなので、

ポイント還元率は
【1,000円÷50,000円=0.02】となり、パーセンテージにすると還元率2パーセントのクレジットカード、ということになります。

わかりやすい例でたとえてみると…

あなたは週に2回、パン屋でパンを買います。

100円の買い物につき1ポイント貯まるパン屋さん:太陽ベーカリーと、
200円につき1ポイント貯まるパン屋さん:月ベーカリー
があったとします。

ポイント付与率は、太陽ベーカリー【1ポイント÷100円=0.01】1%
月ベーカリー【1ポイント÷200円=0.005】0.5%になります。

当たり前ですが、太陽ベーカリーのほうがポイントが貯まるのがはやく、お得に感じますよね。

しかし、100円につき1ポイント貯まる太陽ベーカリーでは、
50ポイントためると300円のパン引き換え券が発行され、
200円につき1ポイント貯まる月ベーカリーでは、
同じ50ポイント貯めると1000円のパン引き換え券が発行されるとしたら、
お得なのはどちらでしょうか?

答えは簡単、月ベーカリーです。

太陽ベーカリー

  • 50ポイントで300円のパン引き換え券がもらえる
  • 100円につき1ポイントがもらえる

【300円分のパン引き換え券獲得にかかった金額=50ポイント×100円=5,000円】

ポイント還元率は
【300円÷5000円=0.06】、6%になります。

月ベーカリー

  • 50ポイントで1,000円のパン引き換え券がもらえる
  • 200円につき1ポイントがもらえる

【1,000円分のパン引き換え券獲得にかかった金額=50ポイント×200円=10,000円】

ポイント還元率は
【1,000円÷10,000円=0.1】、10%になります。

月ベーカリーのほうが、ずっとおトクですよね。

クレジットカードもこれと同じです。
であれば、ポイント高還元率のクレジットカードのほうが、お得度が確実に高いということがいえます。

第2関門:ポイント有効活用のためには「ポイントの性質」を知れ

ポイント還元率理解の門を無事くぐりぬけたら、次はポイントの性質を理解する関門です。

せっかくポイント高還元クレジットカードを手に入れても、有効活用できなければ意味がありません。

有効に利用するためには、以下のことを覚えておいてください。

重要要素1:ポイントを「どこでどう貯めるか」

重要要素2:ポイントを「どこでどう使うか」

重要要素3:ポイントは、いつまで使える?――基本的にポイントには期限がある

では、順を追って見ていきましょう。

重要要素1:ポイントを「どこでどう貯めるか」

高還元率のクレジットカードの多くは、どこで利用しても常にポイントが高還元であればなお文句ナシですが、
特定の加盟店やサイトを通してクレジットカード支払いをした際に高還元になる、すなわち「利用シーン」によってポイントが高くつくことがほとんどです。

「自分がその店をふだん利用するか」を見極めることがまず大切になってきます。たとえば、あなたが買い物をする際、リアル店舗派なのかネットショップ派なのかにもよって、持つべきカードは異なってきます。

ネットでお得にポイントが貯まるクレジットカード

大手ネットショップのamazonや楽天、ヤフージャパンが発行しているクレジットカードは、お気づきだと思いますが、インターネット系の会社ですから、各社のオンラインショッピングでの買い物で、ポイント還元率が高くなる仕組みになっています。

普段決まったお店でよくネットショッピングをするのであれば、そのサイトを利用することで「お得になるカード」を探してみてはいかがでしょうか。

年会費:永年無料

★楽天市場での利用でポイント還元率が2%!それ以外でも常時1%のポイント還元率。高還元率の代表カードといえばコレ!



年会費:永年無料

★Yahoo!JAPAN関連のサイトで還元率が2%!さらにYahoo!ショッピングとLOHACOでは還元率は3%にまでアップで話題沸騰中のカード。

共通ポイントでお得にポイントが貯まるクレジットカード

TポイントやPontaポイント、楽天スーパーポイントなど、提携企業が多くいろいろなお店で貯めることのできる共通ポイントをためるという手もあります。

たとえばTポイントの場合、日本全国にポイント獲得・利用が可能な加盟店舗が43万点以上あるので、加盟店舗での現金払いをクレジットカード払いにするだけで、ポイントをどんどんためられます。

年会費:永年無料

★コンビニでお得にTポイントを貯めるならこちら。ファミマでの利用でポイント倍増、Tポイントは全国40万以上の加盟店で利用可能。

重要要素2:ポイントを「どこでどう使うか」

次は実際にポイントが貯まったときに「どう利用するか」をお伝えしていきます。
ためたポイントをどう利用できるのかはクレジットカードによって異なります。

現金としてキャッシュバックできたり、飛行機の特典航空券と交換できたり搭乗する際に搭乗クラスのアップグレードができるマイルに変えられたり商品券や景品との交換もできたりと、自分の好きな交換方法を選ぶことが可能です。

ネット上(ネットショッピング)でもリアル店舗での利用でも、加盟店であればあらゆる場所でポイントが使える&貯められる共通ポイントに対応したクレジットカードを持ち、普段の生活のなかで食費やお買い物代なんかに利用できると、一番簡単でストレスがないといえます。

しかし、「商品券に変える」「マイルに変える」「キャッシュバックする」など、クレジットカードのスペックや自分の用途に応じて利用するのがベターでしょう。

ここで、いくつかクレジットカードを紹介して、ポイント活用術の例を紹介しましょう。

年会費:無料

★貯まったポイントは自動的にキャッシュバック!ポイントの使い道が特にないという人におすすめ。



年会費:12,000円(税別)

★利用100円ごとに1スカイマイルが貯まる!ボーナスでもらえるマイルも充実している航空系クレジットカード。

重要要素3:ポイントは、いつまで使える?――基本的にポイントには有効期限がある

ポイントがどんどん貯まる…貯まる貯まる…うれしい!!…と、無限にポイントを貯めたくなってしまいますが、
ここで忘れないでおいてほしいのがポイントには有効期限があるということ。

カードによってまちまちですが、大体は獲得から1年~5年、多くのカードは2年がその期限であることがほとんどのようです。

せっかく貯めたポイントも、期限が切れてしまえば価値はなくなってしまいます。
自分の持っているクレジットカード、もしくは入会を検討しているクレジットカードのポイントの有効期限は、前もって知っておきましょう。

しかし、朗報!ポイント有効期限ナシのクレジットカードもあります。

この場合、手に入れたポイントはずっと消滅せず手元に残ります。
ふだんクレジットカードをあまり利用せず、ポイントを貯めるのに時間がかかるという方やマイペースにポイントが貯めたいという方は、ポイント有効期限のないクレジットカードがおすすめです。

年会費:AMEX:¥1050、初年度年会費無料。
2年目以降、年1回以上の利用で年会費無料
その他:永久無料

永久不滅ポイントで知られるクレジットカード。ポイントが消滅することも、交換期限に追われることもナシ!

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