JCB CARD EXTAGE(エクステージ)
1961年に「純国産」のクレジットカードとして誕生したJCBの、長年の信頼と加盟店ネットワークを最大限に活かした「JCB ORIGINAL SERIES」のひとつです。
18歳以上29歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある人、または高校生を除く学生の人に発行されます。
年会費は入会後5年間無料で、5年後にJCB一般カードに自動的に切り替わります。
入会後3ヶ月間はポイント3倍(還元率1.5%)、4ヶ月~1年後までポイント1.5倍(還元率0.75%)、次年度以降は年間20万円以上利用で1.5倍です。
さらに「JCB ORIGINAL SERIES」のパートナー店で数倍、Oki Dokiランド経由で2~20倍ポイントが貯まります。
JCB CARD EXTAGE(エクステージ)のおすすめポイント
JCB CARD EXTAGE(エクステージ)のおすすめポイント
カードデザインは4種。シルバー、レッド、ブラック、ディズニー・デザイン
枯山水の砂紋を思わせる地紋、中央のロゴは、いずれも「JCB」を模したものです。
デザイナーには服部一成氏を起用し、シンプルで飽きの来ないデザインとなっています。
またJCBは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーとして、ディズニーデザインのカードも数多く発行しています。
「JCB CARD EXTAGE」では、ピンクのストライプにミッキーマウスのデザインです。こちらもかわいいですよね。
入会後3ヶ月はポイント3倍、4ヶ月以降1.5倍。次年度以降も前年度20万円以上利用で1.5倍
JCBのポイントプログラムは、Oki Dokiポイントです。通常(1倍)は1,000円ごとに1ポイント貯まります。
「JCB CARD EXTAGE」では、若者限定のカードとして、Oki Dokiポイントがボーナスされます。
詳しくは後述しますが、使い道が豊富なOki Dokiポイントの良さを若いうちから味わってもらいたいという、JCBの思いが見てとれますね。
条件なしのボーナスポイントは入会後1年間ですが、以降もカード利用額によってはずっと1.5倍が続きます。
次年度以降もポイント1.5倍の条件は以下の通りです。
- 毎年12月16日からその翌年12月15日までに20万円(税込)以上利用する
1年間で20万円は、学生なら帰省や旅行、一人暮らしなら公共料金等をカード払いすることによって、無理なく達成できる額です。
また、海外での利用は常にポイント2倍です。
JCBはVISA、MasterCardに比べて海外での決済力が足りないという印象がありますが、2017年3月末で海外2,290万店が加盟しています(ちなみに国内加盟店は1,022万店です)。
アメリカの大手カード会社ディスカバーと提携しているので、全米では730万店以上でカードが使えるようになっています。
英語圏でカードを使うときは、“Swipe this JCB card the same as Discover card.”と頼みましょう。
JCBは世界60ヶ国にJCBプラザ、世界主要都市9ヶ所にJCBプラザラウンジを設置し、観光情報やホテル・レストラン予約、カード紛失・盗難時のサポート、Wi-Fi無料サービスを提供しており、
海外旅行の際の心強いパートナーになってくれます。
スタバで使えばポイント5倍! セブンイレブン、イトーヨーカドー、Amazon.co.jpで使えば3倍!
「JCB ORIGINAL SERIES」パートナー店をカードで支払うと、街やオンラインショップでたくさんポイントが貯まります。
パートナー店(例)は以下の通りです。
「JCB ORIGINAL SERIES」パートナー店
-
実店舗
- スターバックス:5倍 ※1,000円(税込)以上利用
- セブンイレブン:3倍
- イトーヨーカドー:3倍
- アート引っ越しセンター:130ポイント ※見積もり完了時点
-
オンラインショップ
- トレンドマイクロ・オンラインショップ:20倍
- THE BODY SHOP:6倍(~2017年末まで11倍)
- セシール:6倍
- ローチケHMV:7倍
- Amazon.co.jp:3倍 ※Oki Dokiランド(後述)利用ボーナスを含む
- 一休.comレストラン:3倍
Oki Dokiランド経由で最大20倍ポイントが貯まる
上の「JCB ORIGINAL SERIES」パートナー店とは別に、オンライン経由することによって経由先ネットショップでのポイント付与が2~20倍になる「Oki Dokiランド」があります。
使い方は、「Oki Dokiランド」サイトから目当てのショップを選ぶだけです。
提携店はAmazon.co.jp(3倍)や楽天市場(ショップによって2~20倍)、Yahoo!ショッピングやヤフオク(2倍)、ベルメゾンネット(2倍)など400店以上あり、ポイントアップキャンペーンもしばしば行われています。
Oki Dokiポイントは交換先が豊富
豊富な加盟店をもつJCBですから、Oki Dokiポイントの提携先も豊富です。
支払い代金に充当したり、商品券や人気のテーマパークチケットと交換したり、電子マネー、共通ポイント、マイルに移行することができます。
以下にまとめました。
「JCB CARD EXTAGE」ではこの1.5~3倍になります。
支払いに充当
- カード利用金額:500ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→ 3円(還元率0.3%)
1,000ポイント以上1,000ポイント単位で1ポイント→ 4.5円(還元率0.45%) - Amazon.co.jp:1ポイントから1ポイント→3.5円分(還元率0.35%)
商品券に交換(例)
各店舗に設置された「Oki Dokiポイント即時交換サービス機」にカードを入れて、生年月日(西暦)を入力することで、商品券と交換できる引換券を入手できます。
- 天満屋:200ポイント→1,000円分(還元率0.5%)
- 阪急阪神百貨店:250ポイント→1,000円分(還元率0.4%)
- 博多大丸:250ポイント→1,000円分(還元率0.4%)
- ビックカメラ:300ポイント→1,000円分(還元率0.33%)
- ヨドバシカメラ:300ポイント→1,000円分(還元率0.33%)
チケットに交換(例)
- 東京ディズニーランド(※)リゾートパークチケット(9ヶ月): 1,400ポイント→1枚
- 東京ディズニーランド/シー(※)年間パスポート:13,000ポイント→1名分
- USJスタジオ・パス(9ヶ月): 1,400ポイント→1名分
- ユナイテッドシネマ/シネプレックス/TOHOシネマズ鑑賞引換券:700ポイント→2枚
※JCBは東京ディズニーランド、ディズニーシーのオフィシャルスポンサーです。
電子マネー
- 楽天Edy:200ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→ 3円分(還元率0.3%)
各種ポイント(例)
- nanacoポイント:200ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→5ポイント(還元率0.5%)
- dポイント:200ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→4ポイント(還元率0.4%)
- Tポイント:500ポイント以上100ポイント単位で1ポイント→4ポイント(還元率0.4%)
- WAONポイント:200ポイント以上10ポイント単位で1ポイント→5ポイント(還元率0.5%)
- WALLET ポイント:200ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→4ポイント(還元率0.4%)
- ベルメゾン・ポイント:200ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→5ポイント(還元率0.5%)
マイル・航空券クーポン
- JALマイル:500ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→3マイル
- ANAマイル:500ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→3マイル
- デルタ航空スカイマイル:500ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→3マイル
- ANA SKYコイン:500ポイント以上1ポイント単位で1ポイント→3コイン(還元率0.3%)
JCBの電子マネー、QUICPayを追加でき、ポイントが貯まる
「JCB CARD EXTAGE」では、追加カードとして家族カード、ETCカード、QUICPay(電子マネー)を発行することができます。いずれも年会費・発行手数料無料です。
QUICPayはiDと並ぶ代表的なポストペイ(後払い)型電子マネーです。
事前チャージがいらず、月のカード利用額とまとめて請求・ポイントが付与されるため、少額決済でも着実にポイントが貯められます。
堅固なセキュリティ
JCBでは、24時間年中無休でオーソリセンター、不正検知システムが稼働し、不審な利用がないかチェックしています。
また、カード本体にはICチップが搭載されています。ICチップとはカード情報を高度な技術で暗号化したもので、スキミング(カード情報コピー)がきわめて難しくなっているのが特徴です。
ネットショッピングでは、カード番号、有効期限、セキュリティコード以外に、「MyJCB」会員パスワードもしくはワンタイムパスワードで本人認証を行う「J/SecureTM」「J/SecureワンタイムパスワードTM」が提供されます。
万が一不正利用があった場合にも、「JCBでe安心」制度で届け出日前60日までさかのぼって請求を取り消してもらえます。
JCB一般カード、および他の若年層向けカードと比較
以下では、年会費、ポイント、保険、電子マネー等の観点から、
若年層向けカードである三井住友VISAデビュープラスカード、JCB CARD W / JCB CARD W plus L(WEB入会限定)、JCB GOLD EXTAGE、
それから、JCB CARD EXTAGEの更新先であるJCB一般カード
を比較しました。
三井住友VISAデビュープラスカードは、世界シェア1位のVISAブランド、いつでもポイント2倍のカードです。
旅行傷害保険はついていません。
JCB CARD W / JCB CARD W plus LはWEB入会限定のカードで、年会費無料、こちらも常にポイント2倍です。対象年齢は39歳以下です。
JCB GOLD EXTAGEはJCB CARD EXTAGEのゴールド版で、初年度年会費無料、次年度以降3,000円(税別)です。
対象年齢は20~29歳です。ただし、学生の方は申し込めません。
国内の主要空港とハワイ・ホノルル空港ラウンジが無料で使えるサービス等が付帯しています。
5年後の更新時にJCBゴールド(年会費10,000円+税)に自動的に切り替わります。
またJCB一般カードは、JCB CARD EXTAGEの更新時(5年後)に自動的に切り替わるカードです。
オンライン入会で初年度年会費無料、次年度以降は1,250円(税別)かかるようになりますが、
WEB明細サービス「MyJチェック」登録+年間(毎年12月16日~翌年12月15日)50万円(税込)以上利用で無料になります。
JCB CARD EXTAGEと違う点は、国内旅行傷害保険が付帯すること、JCBスターメンバーズの特典がつくこと(年間利用額に応じてポイントアップ、抽選キャンペーンの当選確率アップ)です。
「JCB CARD EXTAGE」のデメリット
JCBの若年層向けプロパーカードとして正統派の魅力をもつ「JCB CARD EXTAGE」ですが、いくつかデメリットがあります。
●5年以内に退会すると、カード発行手数料(2,000円+税)がかかる
●VISA、MasterCardに比べ、海外での決済力が弱い
●同じ若年層向けカードである三井住友VISAカードデビュープラス、JCB CARD W / JCB CARD W plus Lと比べ、基本還元率が0.75%と低め
ただ、海外での決済については、アメリカの大手クレジットカード会社であるディスカバーと提携していることもあり、使えるお店が増えています。
このクレジットカードのここがGood!
JCBカードの利用を考えている方で学生の方、10代・20代の方におすすめしたいのが、このJCB EXTAGE。
年会費無料でありながらJCBならではの手厚いサービスを受けられるとだけあって、若い方から支持を受けているカードです。
海外での利用でポイントが2倍つく点、年会費無料でありながら海外旅行傷害保険が最高2,000万円付帯している点は、ぜひ知っておきたいポイントですね。
ポイントに関しても優遇されているカードなので、その貯まりやすさも魅力です。
JCBがオフィシャルスポンサーをつとめるディズニーランド・シーのチケットや、USJのチケットとも交換できます。このカードですてきなイベントを演出してみてはいかがでしょうか。
JCB CARD EXTAGE(エクステージ)の基本情報
カード名 | JCB CARD EXTAGE | ||
---|---|---|---|
必要書類 | 運転免許証・健康保険証・パスポートなど 本人を確認・証明できるもの | ||
申込資格 | 満18歳以上29歳以下で、安定した収入のある方(高校生を除く。学生はOK)。ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 | ||
ポイント付与率 | 1,000円=1pt(Oki Dokiポイントプログラム) | 入会金 | 無料 |
年会費 | 無料 ※初回のカード更新までの5年間 | 提携カード | JCB |
発行時間 | 最短3営業日 | 担保 | - |
保証人 | - | 限度額 | - |
支払い方式 | 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払い、分割払い | 分割払い (年率) |
- |
リボ払い (年率) |
- | キャッシング (年率) |
- |
金融機関名 | 株式会社ジェーシービー | 住所・所在地 | 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア |
ポイントサービス
サービス名称 | Oki Dokiポイントプログラム |
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有効期限 | 獲得月から 2年間(24ヵ月)有効 |
ポイント付与 | - |
ポイント レート |
- |
マイル換算 | Oki Dokiポイント1ポイント3マイル(JAL/ANA) |
ポイント 還元率の目安 |
- |
海外・国内旅行傷害保険
ショッピング保険
付帯条件 | 利用付帯 |
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海外旅行保険 | 最大2000万円 傷害・疾病治療:100万円 賠償責任:2000万円 救援者費用:100万円 携行品損害:最高20万円(免責3,000円) |
国内旅行保険 | - |
ショッピング保険 | 最高100万円/90日間(自己負担額10,000円、海外利用が対象) |