シェア率世界ナンバー1!VISAの歴史とおすすめのVISAカード

最終更新日:2020/04/07
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VISAはクレジットカードの国際ブランドとして世界的に知名度が高く、日本でも三井住友カードが提携して加盟店開拓を行ってきたため高い知名度と加盟店数を誇っています。

VISAはカードブランドを提供する会社で「ブランドホルダー」と呼ばれています。つまりVISAがクレジットカードを発行しているわけではなく、カード発行会社にブランドの利用を提供しているだけです。

日本でもこうしたブランドホルダーと提携して、海外でも利用できるクレジットカードを発行します。そのため自社ブランドと国際ブランドのダブルブランドでの発行となりますが、唯一単独ブランドでVISAカードを発行しているのが三井住友カードです。

今回はVISAブランドの歴史や特長、VISAブランドのメリット、おすすめのVISAカードの紹介をしましょう。

VISAの歴史とサービス

VISA(ビザ)は正式名称を「Visa International Service Association」と言います。

VISAには海外旅行に必要な「査証」という意味もあります。つまり世界中で使える通貨という意味がVISAに込められていると言われています。その名のとおりVISAブランドは世界中で利用できるクレジットカードのブランドですが、その歴史とサービスを紐解いてみましょう。

VISAの概要

世界初のクレジットカード会社はダイナースクラブでその設立は1950年ですが、VISAの前身である「BANK AMERICARD」がアメリカの銀行「バンク・オブ・アメリカ」によって設立されました。

その後、社名・ブランド名の変更を経て、1976年には現在の社名とブランド名になりました。

VISAのロゴマークは青を基調としていますが、これはバンク・オブ・アメリカ設立場所がカリフォルニアであったため、青い空をイメージしたものと言われています。

国際ブランドしてのVISA

国際ブランドの世界シェアを見ると、以下のようになっています。(2015年3月現在 NILSON REPORTのデータ)

●「VISA」…58%
●「マスターカード」…26%
●「UnionPay(中国銀聯カード)」…10%
●「アメリカン・エキスプレス」…3%
●「JCB」…1%
●「ダイナースクラブ」…1%

これを見てもVISAブランドのシェアが圧倒的と言えるでしょう。

アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブは高級志向のブランドなのでVISAとは競合しないことや、銀聯(ぎんれん)カードの会員の大半は中国国民であることを考えると、一般向けの国際ブランドとしてはトップであることは間違いありません。

世界的にシェアが高いということは、最も利用されているブランドということです。

そのためクレジットカード加盟店の認知度も高く、加盟店舗数も多いので、どこに行ってもカード利用で不便さを感じることはないでしょう。

日本でのVISAブランドの展開

日本ではVISAカードと言えば「三井住友カード」というほど「VISA=三井住友カード」というイメージが定着しています。

しかし、VISAカードはあらゆるクレジットカード会社から発行されているにもかかわらず、なぜこうしたイメージとなったのでしょうか。
そうした疑問に答えるため日本でのVISAブランド展開を学んでみましょう。

VISAと三井住友カードの関係

1967年に三井住友カードの前身として株式会社住友クレジットサービスが設立されています。
海外そして1989年にマスターカードのクレジットカードの発行を開始するまで、30年以上VISAカードだけを発行していました。

また、三井住友カード以外のクレジットカード会社がVISAと提携してクレジットカードを発行したのは1986年ころからです。
つまり、三井住友カードとVISAは長い間蜜月な関係にあったのです。

三井住友カードは自社のブランドを持たずVISA単独でクレジットカードを発行してきたため、国内加盟店もVISAだけの加盟店開拓をしてきました。

つまり国内ブランドと同じように加盟店展開をしてきたことが、現在のVISAブランドの国内知名度の高さに結び付いています。併せて他社がVISAブランドと提携できなかった期間も長かったので、「三井住友カード」=「VISA」という認識が定着したのです。

おすすめの三井住友カード スタンダードカード(一般カード)

三井住友カードからは、さまざまなVISAカードが発行されています。ここではおすすめのVISAカードをその種類別にご紹介します。

三井住友カード/三井住友カードA

ネット申し込みは初年度年会費無料。三井住友カードは次年度税別1,250円、三井住友カードAは税別1,500円。どちらも「マイ・ペイすリボ(1回払いもリボ払いに自動切替)」登録+カードショッピング利用で次年度も無料。

三井住友カードで最もスタンダードなクレジットカードです。

ポイントプログラムの他、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング補償付きでサービスも幅広く提供されていておすすめです。


年会費:初年度/無料 2年目以降/税抜1,250円+税

★安心と信頼を兼ね備えた三井住友カードのなかでも一番スタンダードな1枚。

RevoStyle

18歳以上から申し込み可能な年会費無料のリボ専用カード

ポイント還元率にサービスを特化したカードで、ポイントは常に2倍となります。

リボ専用カードと言っても「マイ・ペイすリボ」の支払いとなっているので、「全額支払いコース」を選択すると常に一括で請求されます。


年会費:永年無料

★年会費無料、ポイント還元率が通常よりもぐっとアップする、若者におすすめのリボ払い専用カード。

おすすめの三井住友カード 10代・20代限定カード

三井住友カード デビュープラス

初年度年会費無料で年1回の利用があれば次年度も年会費無料です。

18歳~25歳の若者限定カードとなっており、ポイントはいつでも2倍で入会後3か月間はポイント5倍という還元率を優遇したクレジットカードで、初めてのクレジットカードを持つ方にはおすすめです。

26歳のカード更新時に三井住友カードプライムゴールドに自動的に切り替わります


年会費:前年1回以上のご利用で翌年度年会費無料 (通常 税抜1,250円+税)

★25歳まで限定のクレジットカードだが、問題なく利用すれば26歳で三井住友カードプライムゴールド、30歳で三井住友カードゴールドに切り替えられる、ゴールドカードへの近道ができる1枚。

三井住友カードプライムゴールド

初年度年会費無料で、次年度は税別年会費5,000円です。
しかし、マイ・ペイすリボ登録とWEB明細登録で年会費を安くすることができ、次年度は税別1,500円まで年会費が割引されます。

20歳以上29歳までの20代限定のゴールドカードです。

サービス内容はゴールドカードに匹敵する充実度で、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、空港ラウンジサービスまでゴールドカードと同じサービスが提供されています。

本格的なゴールドカードを手にしたい人は、まず入会しやすい三井住友カードプライムゴールドでサービスを試してみましょう。


年会費:税抜1,500円+税~税抜5,000円+税
(家族会員:1人目無料、2人目から1,000円(税抜))
※初年度年会費無料

★20代限定のクレジットカード。問題なく利用すれば、ステータス性の高い三井住友カードゴールドが手に入る!

おすすめの三井住友カード 女性向けカード

三井住友カードアミティエ

ネット申し込みは初年度年会費無料で、次年度は税別1,250円の女性向けクレジットカードですが、入会条件は18歳以上というだけで女性に限定されてはいません。

国内外旅行傷害保険とショッピング補償が付帯しているほか、携帯電話料金をカード決済するとポイントは2倍になります。


年会費:初年度:オンライン入会で無料
※「マイ・ペイすリボ」へ登録のうえ、年1回以上のリボ払い手数料のお支払いがあれば次年度の年会費が無料。

★ケータイ電話料金支払いでポイント2倍!最高2,500万円の海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯している。

おすすめの三井住友カード 本格的ゴールドカード

三井住友カードゴールド

ネット申し込みで初年度年会費無料です。次年度は税別10,000円ですが、WEB明細登録で1,000円割引、マイ・ペイすリボ登録と利用で年会費が半額になります。

また、年間利用金額100万円以上300万円未満で年会費は20%割引、年間利用額が300万円を超えると、次回年会費が半額となります。
(すべての割引は重複される場合とされない場合があります。重複される場合、もっとも割引率の高いものが適用になります。)


年会費:税抜10,000円+税(初年度無料)※最大で4,000円(税抜)までの割引あり

★三井住友カードの堂々たるゴールドカード。ゴールド会員として実績を積めばプラチナカードへのインビテーション(招待)も期待できる1枚。

三井住友カードのステータスを象徴する本格的なゴールドカードです。ゴールド会員として実績を積んでいけば三井住友カード プラチナというステータスカードへの招待状も夢ではありません。

付帯保険も海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング補償と充実していて、空港ラウンジ無料サービスももちろん付帯されています。ステータスを求める人におすすめのゴールドカードです。

VISAデビットカードとVISAプリペイドカード

VISAが提供するのはクレジットカードのサービスがメインですが、世界中にある加盟店を利用できることが最大のメリットです。
そのためクレジットカードだけではなく、デビットカードやプリペイドカードのサービスも提供しています。

VISAデビットカードは銀行のキャッシュカード機能を備え、VISA加盟店でもショッピングができます。
支払いは買い物と同時に口座から自動的に引き落としされるのでATMでお金をおろす必要がありません。

日本ではスルガ銀行が初めてVISAデビットカードを発行していて、「15歳以上であれば高校生でも作れる」といううたい文句で発行しています。その後イーバンク銀行(現楽天銀行)も発行を開始し、ネットバンクを中心に13の銀行から発行されています。

プリペイドカードは前払いでチャージ(入金)することで利用ができるカードです。
VISA加盟店で利用できるので海外旅行用やネットショップ専用カードなどが発行されています。日本ではVISAプリペイドカードにはVISAの「Vプリカ」、三井住友VISAプリペイドカードなどがあります。

まとめ

VISAは世界で最も利用されているカードブランドです。

日本でも国内ブランドとしても通用するほど知名度が高く、加盟店数もトップクラスです。

日本では三井住友カードがVISA単独ブランドで、クレジットカード発行してきたという優位性があります。
世界的に加盟店が多く、どこでも利用できる安心感はほかのどの国際ブランドよりも強いです。

国際ブランド以外に見慣れないブランドが並んでいると、海外加盟店では偽造カードを疑われることもあります。実際、過去にアニメキャラクターのカードを使おうとして、偽造カードと間違われて逮捕されかかった日本人旅行者がいました。

ほんの1,2年前でさえこうしたことが起きているので、クレジットカードを海外で利用するときはなるべく単独ブランドで格調高いデザインのクレジットカードをおすすめします。

その点で三井住友カードは安心して海外利用できる最もおすすめのクレジットカードです。最初の一枚や、メインカードとして長く利用するのであれば、今回ご紹介したクレジットカードの中から選んでみましょう。

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