クレジットカード用語集(あ行)

あ行

アイディ

iD→携帯決済サービスの1つ。運営主体、NTTドコモと三井住友カード。利用可能店舗、10万店。約238万人が利用。 クレジットカ― ド利用限度内で使用可能。ポストペイ型。

アウトゴーイング

クレジットカード統計用語の1つ。売上高を集計するうえで、自社が取り扱ったカード取扱高のうち、 決済のため国内および海外の他社に仕向けた取扱高をアウトゴーイング金額という。

赤伝

取引をキャンセルした場合に作成される赤色の代金払い戻し用売上伝票。

アクセスカード

ATMなどを使用して預金口座から現金を引き出したり、預金をすることができる機能をもつカード。
クレジットカードの一種で、キャッシングカードと同じ機能をもっている。

アクセプタンス

acceptance→加盟店におけるクレジットカード等の受け入れ。

アセット・バックライン・ファクタリング

売掛債権買取業のこと。売掛債権、売掛金債権、請負代金債権、運送料債権、診察報酬債権などを担保とする期間1年以内(更新可)の融資の買取業のこと。支払企業側からみると、従来の市は例手形発行に伴うコストを削減し、事務負担を軽減できるメリットがある。

あとからリボ

一括払いで買物をしたカード会員に対し、数日後にリボ払いを勧めるサービス。不況で経営環境が厳しくなっている
クレジットカード会社が最近打ち出したサービスの1つで、クレジットカード会社にとっては金利を稼ぐ
(一括払いは無利子、リボは年14~15%)旨みがあり、一方年収がダウンしているカード会員にとっては毎月の返済額が少なくなるという魅力がある。

アドオン方式

毎回の返済額を決める際に、元金に貸し出し期間と所定の年利率をかけた利息額を算出し、元金と利息の総額を割賦回数で割る利息の計算方式の一つ。
毎月の返済額や返済利息総額などが簡単に算出できるという利便性がある反面、実質金利負担は表面金利を大きく上回ってしまうため、割賦販売法ではアドオン金利の表示を禁止し、実質年利のみの表示を義務付けている。

悪質加盟店

信販会社やクレジットカード会社の加盟店の中には、消費者とのトラブルを起こしがちな業者や、架空の売上伝票をクレジットカード会社に提出して、立て替え払い代金を騙し取ろうとするようなお店がある。
こうした悪質な店舗を悪質加盟店と呼ぶ。

アクワイアラー

カード加盟店側から見たカード会社のこと。
クレジットカード会社の営業活動は、カード発行業務であるイシュアリングと、加盟店契約業務であるアクワイアリングに大別できる。
この際の加盟店契約業者としてのクレジットカード会社をアクワイアラーと呼ぶ。

暗証番号

クレジットカードやキャッシュカードの不正使用を防ぐため、事前に登録しておく番号のこと。
暗証番号の変更は、クレジットカード会社で電話や郵便(資料請求)などで受け付けている。
変更時には生年月日や携帯・自宅の電話番号、また4ケタの同一番号などは、新しい暗証番号として登録できない場合が多い。

イーバンクマネーカード

インターネット専業銀行のイーバンク銀行が07年度中に自行日座保有者向けに発行したデビットカード。
ネット決済だけではなく実店舗でも利用可能。カードの発行と顧客管理はUCカードに委託、
カード決済ネットワークはNTTデータシステムを利用。

イコカ

ICOCA→運営企業、JR西日本。JR西日本の磁気プリペイド式乗車券「JスルーカードJ(1999年導入)を母体とする
非接触式ICカード搭載の定期券と乗車券(2003年11月スタート)。利用限度2万円。

SUICAは乗車時に初乗り運賃の残額がないと改札を通れないが、ICOCAはカード残額がゼロでない限り通れるところに
特徴がある。ショッピング可能店は約2,500店舗。280万人利用、再チャージ可能。

一回払い

クレジットカードの利用代金を一回払いで返済する方法で、日本においては、販売信用の場合の一回払いには金利がつかない。
翌月または翌々月に一回払いする方法は、マンスリ。

インカミング

クレジットカード統計用語の1つ。売上高を集計するうえで、決済のめ国内および海外の他社から
仕向けられた取扱高をインカミング金額という。

インターチェンジ

Interchange→イシュアーとアクワイアラーとの間で行われる取引データのやり取り。

インターチェンジ・リインバースメント・フィー

IRF=Interchange Reimbursement Fee→インターチェンジの際、アクワイアラー(加盟店管理会社)とイシュアー(カード発行)間で分け合う加盟店手数料。

売上伝票

クレジットカードを利用して商品やサービスを購入する際に、カード会員がサイン(署名)する伝票のこと。
クレジットカード会社は加盟店から提出されたこの売上伝票に基づいて、加盟店に対して立て替え払いを行なう。

エアラインカード

航空会社が発行するクレジットカードのこと。
日本国内の航空会社では、日本航空のJALカードや全日空のANAカードなどがこのエアラインカードに該当する。
最近は銀行系や信販系などのカードとの、マイレージサービスで提携した提携カードも数多い。

エンハンスメント

カード会員に対して、クレジットカード会社が本来のクレジット機能以外に付加するサービスのこと。
海外・国内旅行時の傷害保険の自動付与や情報誌の送付などの各種情報提供、加盟店での優待割引など多彩なサービスがある。

延滞

個品あっせん契約締結時に定められた支払日である約定支払い期日に、毎月の支払額である約定額が返済されず、返済が遅延している状態のこと。
延滞した状態が続くと、電話で督促を受けたり、クレジットカードの利用制限がかかったりする場合がある。

エンボス

板金や紙、プラスチックなどの表面に文字や絵柄を浮き彫りにする加工のこと。
クレジットカードには、会員番号や氏名、カードの有効期限などがエンボス加工される。
最近は磁気ストライプやICチップによる処理が一般的になり、エンボス加工を施していないクレジットカードも増えてきている。

エンボスレスカード

会員名、会員番号、有効期限等をカード面上に刻印するやり方をやめたカード。VIEW cardが採用。
エンボスレスカードはインプリンターが利用できないので、売上伝票からは加盟店での買物金額等のチェックが
できなくなる。不正利用事前防止策の1つ。

エンコーダー

Enccder→入力する器材。

オイルカード

石油会社が発行する、主にガソリンスタンドで利用されることの多いクレジットカード。
発行元の石油会社系列のガソリンスタンドで利用すると、ガソリンや灯油が割引されるサービスが付帯しているのが一般的。

オーソリ限度額

クレジットカードの会員がカードを使って一定金額以上の買い物をする場合、カード提示を受けた加盟はカード会社に対して、その会員のクレジット販売を許可してよいかの承認を求めなければならない。
その場合のオーソリゼーション(信用承認)を必要とする一定基準の金額のことを、オーソリ限度額と言う。

オーソリゼーション

顧客がクレジットカードを利用する際に、カード加盟店が信用供与の是非に関する承認をクレジットカード会社に求めること。
顧客の信用状況を確認する手段。オーソリ判定、オーソリと言われることもある。

おサイフケータイ

ソニーが開発した非接触ICチップ「フェリカ」を搭載し、買物代金を支払うことができる携帯電話のこと。
電子マネーやクレジットカード等のソフトが組み込まれている。

オン・アス取引

クレジットカード業務において、イシュアとアクフイアラとが同一の会社である場合の取引。
たとえばAカード会社が発行したクレジットカードがAが管理する加盟店で利用される取引。

オンネームカード

提携先の名前やブランドを付したクレジットカード。

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