クレジットカード用語集(は行)

は行

ハイプリッドカード

ICカードの1つ。混合型カードとも呼ばれる。接触型カード、非接触カードの複合型。クレジットカード、電子マネー、社員証などに利用される。

ハウスカード

特定の企業内で通用するクレジットカード。

パーチェシングカード

Purchaslng Card
国や地方自治体による購買に使われるカード。米国で連邦政府調達局や州政府レベルですでに採用済み。
日本では一部の国会議員が採用すべく活動中(06年4月現在)。

パスネット・カード

関東大手私鉄、地下鉄が2000年10月14日から運用を開始した共通乗車カードシステム。
スイカとパスモの相互利用(07年3月)の布石となった。

パスモ

PASMO→首都圏の私鉄、地下鉄、バスの54の事業体が07年3月に発行した切符・定期券用の共通ICカード。PASMOの名称は、従来の磁気ストライプ式切符PASSNETの「PAS」と「もっと」=moreの「MO」とを合体させた語。

プリペイド式。07年3月にSUICAと相互利用が可能となった。

販売信用

個人の信用を担保として行なわれる信用供与サービスのうち、商品を後払いで販売するもので、クレジットカードを利用したショッピング全般にあたる。
クレジットカード会社などが信用を供与した会員などの買い物代金を、立て替えて支払うこと。

ビジネスカード

法人用クレジットカード。コーポレートカードともいう。カード代金は原則としてその企業の決済口座から引き落とされる。

非相対取引

Non-Face to Face Transaction→相手の顔を見ずに行う取引。ATM取引、通販取引、eコマース取引等。

ビザタッチ

VISAは、06年8月14日、携帯電話やカードをかざすだけで買物の代金決済ができる非接触IC決済サービス、ビザタッチを06年9月からスタートした。UFJニコスの「スマートプラス」をもとに新しい規格として作られたもの。
OMCカードは、07年3月6日からこの「ビザタッチ」を始めた。

ピタパ

PiTaPa=Postpay IC for Touch and Pay→運営企業は大阪市交通局と関西中心の私鉄・バス・地下鉄等交通機関42社局。事務局=スルッとKANSAI。
1996年3月1日スタート。IC型チケット、ショッピングも可能。プリペイド型とクレジット型との併用タイプ。
東南ア等でも展開、JR西とも共用可。09年5月14現在の利用加盟店は18,000店。08年2月現在、98万人が利用。

フランチャイズ

本体ブランドのカードを自社で発行することができ、なおかつ本体ブランドと同じサービスを提供することができるカード会社のこと。
本体ブランドの分身のようなクレジットカード発行形態をとることができる。

プラチナカード

ゴールドカードの上位カード。超優良顧客向け。
年会費の設定は高額だが、サービスとステータスはゴールドカードよりも格段に上になる。
プラチナカードは自分から申し込むことはできず、カード会社からインビテーションを受けて初めて作れるシステムになっている場合が多い。

ブラックカード

ゴールドカード、プラチナカードよりさらに一段上の最優良カード会員に送られるステータスカード。クレジットカード会社が会員を選別、招待(インビテーション)して初めて入会資格が認められる。クレジットカードの最上級であり、legendカードとも言われる。
券面の色が黒であるためブラックカードと呼ばれ、充実した旅行保険や大きな利用限度額、24時間のきめ細やかなコンシェルジュサービスなどが特徴。
AMEXの「センチュリオンカード」とダイナースの「ダイナースクラブプレミアムカード」とがある。

プリベイドカード

代金前払いのカード。

フレックス払い

リボルビング払いに似た支払方法。
利用残高に応じて毎月の返済金額が決まる方式と、利用者が設定する毎月の最高支払い金額を越えた分のみがリボルビング払いになる方式とがある。

プレゼントメント

Presentment→アクフイアラがイシュアに対して取引データを提供すること。

プレミアムカード

ゴールドカードと通称されるが、さらに、プラチナカード(アメックス、三井住友カード)ザクラスカード(JCB)等選別された最上級クラスのカードもある。

フロードカード

不正カードの別称。

プロパーカード

クレジットカード会社が、自社で発行する自社ブランドのカード。
企業などと一緒に発行する提携カードとは違い、クレジットカード会社の提供するサービスをフルに受けることができるのが、最大の特色となっている。

分割払い

クレジットカードで購入した商品の代金を、数回に分割して支払う方法。
高額商品を購入するときに有用な支払方法で、手数料がかからない2回分割払いと、手数料がかかる3~36回程度の分割払いとがある。

ペイパス(Pay Pass)

MasterCardが米国、シンガポール、台湾、マレーシア等で展開するクレジットカードによる非接触IC決済の国際規格。
デビットカード、プリペイドカードとしても利用できる。04年8月米国でマクドナルドが初めて採用。現在では、米国、台湾等13カ国が採用。日本ではオリコが06年4月に初めて導入。オリエンタルランドショッピングセンターで利用されているイクスペアリ(Ikspiari Pay Passクレジットカード、85,000枚)。

なお、Pay Passカードは、Pay Pass Cardと読取機の間の通信を不正アンテナで読み取る犯行を防ぐため、Dynamic CVCBと称する対策(ATC、取引1件ごとに数値を変更)を内蔵している。Pay Pasは、国際標準(ISO/IEC 14443による「タイプA」、「タイプB」)に準拠している。フェリカにはプト対応。
わが国では、iD(NTTドコモ)、クイックペイ(JCB)、スマートプラス(UFJニコス)に次ぐ4番目のICカード規格となる。

ベンダー

Vendor→本来の意味は売主。カード業界では信用照会端末機製造販売業者やカード印刷業者等を指す。

ホットカード

事故カードの別称。

ホワイト情報

クレジットカードの正常な利用情況やその他正常な取引情報をいう。ポジティブ情報ともいう。

ポイントカード

小売店等が販売額に応じて客にポイントを与え、一定水準に達すると景品やサービス券等を与えるカードシステムのこと。
顧客の勧誘、固定化策として広く利用されている。

ポイントサービス

クレジットカードの会員向けのサービスの一つ。
カードを利用した利用額に応じて一定割合をポイントとして会員に付与し、一定のポイント数に達すると点数に応じて景品やサービスと交換することができるもの。

法人カード

クレジットカード会社が、取引先企業の従業員向けに発行するカード。
交通費や交際費などの仮払い、生産などの現金出納業務の簡素化や経費の一元管理、効率的な資金運用など、企業側にさまざまなメリットがある。

ポジティブ情報

クレジットカード会員の通常のクレジット利用情報のこと。
返済事故などを起こしていない情報で、別名「ホワイト情報」とも呼ばれる。
このポジティブ情報は、次回のクレジット申し込み時に与信判断の好材料として評価される。

ホログラム

レーザーを使って記録した立体画像のこと。
ホログラムの製造には高い技術や多くの専用装置が必要なために偽造されにくくセキュリティ効果が高い。
そのため、クレジットカードにも多く用いられている。

本人確認書類

クレジットカードに入会申し込みをする際に、申込者が本人であることを証明するために必要な書類のこと。
最も公式なのは運転免許証、健康保険証、外国人登録証、日本国発行のパスポート、写真付住民基本台帳カードの5種類のいずれかによって確認することとされている。

ボーナス払い

ボーナス時に一括払いすることで購入する方法。
欲しいものをボーナスを当てにして購入することができるが、ボーナス直近時にはボーナス払いの指定ができないなど、利用できる期間が決まっているので注意が必要。

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